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竹田城(天空の城)

竹田城跡(天空の城)へ行こう!policy

天空の城「竹田城跡」は日本のマチュピチュと言われるほどの息をのむ神秘さ

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竹田城(天空の城)の最新情報!日本のマチュピチュと呼ばれる竹田城跡は標高353.7353.7メートルの山頂に位置している目の前に広がる「雲海」が有名なお城跡です。雲海を見れる時期や料金、ベストシーズン期間など気になる竹田城情報を紹介!

日本のマチュピチュ竹田城兵庫県朝来市和田山町にある「竹田城」。この竹田城は日本のマチュピチュ・天空の城と呼ばれている最近テレビでも話題の城跡です。

竹田城は全国でも珍しい山上遺跡で、穴太流石積み技法が用いられた堅固な石垣が残る「虎臥城」とも呼ばれている珍しいお城。

竹田城は、嘉吉年間(1441〜43年)に但馬の守護大名・山名宗全が基礎を築いたとされ、1585年になって赤松広秀が城主になりました。ちなみにこの赤松広秀は、NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」にも登場する戦国時代の武将。石高は約2万2千石と言われています。



霧がかかった時や早朝の雲海の時に竹田城へ行くと、なんとも言えない幻想的な雰囲気が味わえて、思わず「えっ?ここが本当に日本なの?」と思うような光景を目の当たりにするでしょう。


竹田城のベストシーズンはいつなの?

実は竹田城の雲海はいつ行っても見れるというわけではありません。竹田城の雲海には、最高の状態で見れる「ベストシーズン」というものがあり、竹田城で最高の景色を楽しめる期間は9月〜11月頃までと非常に短い期間に限られています。

竹田城跡で雲海を見れる時期は秋〜冬にかけての早朝がベストシーズン。しかも、この時期に行ったからと言って必ず雲海が見れるとは限らないのです。なので、上手くタイミングが合って雲海を見れた時の感動は一生の宝ものになるでしょう。

シーズン中でもねらい目の時間帯は主に早朝。眠い目をこすりながら頑張って山頂を目指して歩きましょう!早朝に竹田城へ向かう山道には外灯がないので懐中電灯は必須。忘れずに持って行くようにしましょう。


竹田城に雲海が発生するのはなぜ?

ところで竹田城跡で有名なあたり一面を埋め尽くす重厚な雲海。竹田城に神秘的な雲海が発生する仕組みをご存知でしょうか?

竹田城で雲海が見れる期間は?雲海が発生する理由は、竹田城跡が山に囲まれた盆地だからです。

盆地であることと、付近に大きな川があるなどこれらの偶然で生まれた地形的要素によって雲海が発生しているのです。 

実際に現地で見る雲海に包まれる竹田城跡は、まさに天空に浮かぶお城を思わせ、「天空の城」と呼ばれる理由がとても良く分かります。


竹田城への行き方

雲海のベストシーズンは?竹田城跡へ行く時は、山道を約40分ほど掛けて登り天守へと向かいます。

この山道は一般の方には相当きつく、築城当時はこのような場所に石や材料を運ぶことは大変だった事が想像されます。

実は竹田城がるこの古城山、標高は353.7メートルもあるのですが、このお城を建てる時に使った大きな石は、山の至る所にある石取り場から滑車などを使って人力で引っ張り上げたと言われています。

渋滞等の交通混乱を防止するため竹田城に行ける「雲海バス」が毎日運行しています。雲海バスは、「イオン和田山店」から出発していて、片道で大人500円・小児250円となっています。(運賃は変更になっている場合があるので注意。)


竹田城の料金や雲海が見れる時間帯この画像を見ればわかるように、運悪く雲海が見れなくても、竹田城は古代遺跡を思わせるような城跡は見る価値があります。

ここは天守台跡地の様子です。天守台と言っても周りにはほとんど何もなく、今は石垣が残っているだけの跡地なのですが、何故だかとてもロマンを感じる場所だと思いませんか。

竹田城の天守台の大きさは10.7m×12.7mと小規模で石垣は少しいびつな形となっています。竹田城の石垣が現在の姿に整備されたのは戦国時代末期の1590年代中頃、当時のそのままの姿で残っていて貴重な史跡なのです。

この規模の石垣を持つ山城は全国的にも珍しく、当時はこの石垣の上にやぐらや天守閣がありました。残念ながら現在、天守閣は残っていません。

天守台周辺はもちろんですが、竹田城跡はどこを回っても何とも言えない神秘的な空気が漂っていて、何かパワーを貰えるような気がするから不思議です。

入城料金割引この画像は断崖の上に設置されているベンチです。

崖ギリギリに設置されていると聞くと足がすくんでしまうかも知れませんが、意外や意外、竹田城跡の石垣の上から城下を見渡せるので、想像以上の満足感に浸ることができます。

このベンチに座って朝の日の出や雲海を眺めると全てを忘れられそうなほど壮大な気分を味わうことが出来るでしょう。日本でも他にはないほど贅沢を味わえるベンチかもしれませんね。

竹田城の入城料金の徴収時間ですが、3月20日から9月20日までは午前9時から午後4時まで、9月21日から12月10日までは午前3時から午後4時までとなっています。徴収時間は定められていますが、やむを得ず入場制限がかかる場合があるので前もって確認しましょう。

尚、竹田城の入城料金の割引には団体割引があります。また、年間パスポートを購入するとお得です。年間パスポートについては朝来市の竹田城課(電話:079-672-6141)に問い合わせてください。

パスポートの作成・交付には時間がかかるので、期日に間に合うよう余裕をもって申込んでおくようにしましょう。

イベントによっては、事前に予約が必要な場合があります。料金や時間など内容が変更されている場合がありますのでより正確な情報は直接お問い合わせください。




竹田城(天空の城)詳細情報!

竹田城の営業日や営業時間・アクセスや駐車場など

所在地 兵庫県朝来市和田山町竹田字古城山169番地(地図
電話 079−672-4003 和田山町観光協会
アクセス JR播但線竹田駅から駅裏登山道(場所はJR竹田駅裏の法樹寺横からの登山道で距離は約800メートル)を使って徒歩で約30分
車なら頂上付近の中腹駐車場から徒歩で15分ほど
料金 大人300円(平成29年4月1日から400円)中学生以下は無料 
営業時間 8:00〜17:30(この時間以外の入場は自粛となっています)
定休日 冬期(12月初旬〜3月末)は入場禁止期間です。
駐車料金 無料パーキング有り 中腹駐車場70台